生命保険契約の契約者や被保険者の「死亡」または「認知判断能力の低下」によって、生命保険契約の有無が分からないような場合に、「一般社団法人生命保険協会」が、生命保険契約の有無についてまとめて回答してくれる制度が、2021年7月からスタートしました。
この制度によって、亡くなった方の法定相続人、または認知判断能力の低下した方の3親等以内の親族や法定代理人などが、生命保険協会に対して照会すると、生命保険協会加盟会社(なお、日本で営業する生命保険会社はすべて生命保険協会に加盟しています)に連絡して、生命保険契約の有無についてまとめて調査してもらえることになります。
この調査によって分かるのは、生命保険契約の「有無」のみですが、もし生命保険契約があることが分かれば、具体的な契約内容などは、各保険会社に問い合わせることになります。
なお、この制度の利用料は、照会1回につき3,000円となっています。
照会の手続など、制度の詳しい内容については、以下のリンクでご確認ください。